【雑誌整理】A4ワイドサイズ(A4変形)のポケットリフィルを作ってみた【切り抜きの保存】

雑誌の整理をした記事でも言っていた、「A4ワイド問題」

雑誌アイキャッチ 【音楽雑誌】溜まった雑誌を解体して収納してみた【整理術】

ここではリフィルの自作は労力的に厳しいと述べており、結局「放置」という結論に至ったけど……
気になる!整理されず残るA4ワイドサイズの雑誌たち!
残っているときもちわるい!整理したい!

でも高いんだよ、リフィル……

【グリーンウィーク】A4変形ワイド 30穴 ポケットリフィル 50枚入
雑誌の切り抜きサイズも余裕で収納できるA4変形ワイドサイズです。

50枚で¥1500弱は高い。
品質は良さげなので、買いたい、買いたいんだけど、気軽に買えるコスパじゃない……1回買うだけじゃ済まないし。

で、考えた。自作の方法を。
この際、多少の手間と時間は惜しまない。

計画としては、まずA4ワイドサイズの切り抜きが入るクリアポケットを準備する!
それに30穴開ける!
完成!

よし、いけそう。(いけるか?)

材料とその用途

ダイソーのA4Lクリアポケット

ダイソーA4Lクリアポケット

15枚入りで¥108。ポケットリフィルの本体となる。写真は中身が入っていない、外装だけの状態。
セリアにもA4Lサイズがあり、寸法は245mm×311mm。

ダイソーのメンディングテープ

メンディングテープ

家にあったもの。綴じ穴を開ける部分に使う。
強度面を考えて、製本テープを使いたかったけど、大量に使うことを考えるとあまりコスパがよろしくなかった。
代わりにクラフトテープかガムテープを使おうとしたけど、拙者、不器用侍じゃ……
シワになりまくり。予期せぬ部分にくっつきまくり。イラつきまくり。
で、机の上に置いてあった、以前気分で買ったメンディングテープを使ってみたらめちゃくちゃ貼りやすかったので、採用。
でも強度はちょっと心配。

多穴パンチ(30穴)

ルーズリーフがつくれるパンチ

綴じ穴を開ける為の物。

カール事務器 ルーズリーフパンチ ゲージパンチ・ネオ A4/B5対応
学校や塾で配布されたプリント・テキストを簡単にルーズリーフ化できるパンチ。書類の整理整頓に最適。

2穴とか4穴はなんか不安定な感じで嫌だった。30穴は譲れない。
なんとか2穴パンチで30穴開けられないの?と、いろいろググってみたけど無理そうだったのでAmazonで購入。
1回で開けられるやつが良かったけど、とんでもないお値段なので断念。
なんであんな高いねん。

購入したパンチは、6穴パンチを定規みたいなガイドに沿って5回パンチして30穴開けるタイプ。
ずれたりしないのか心配だったけど、よく考えられた商品で、無問題。多少ずれても誤差の範囲で、ファイリングには問題ない。
ただ、紙ではなくテープ面をパンチするのは若干のやりにくさがある。連続で穴を開けていると、だんだん引っかかりやすくなってくるので、こまめにパンチの中のゴミを捨てた方が良いと思う。

A4ファイル(バインダー)

キングジム リングバインダー BF A4S 669BF

A4ワイドサイズではなく、A4のものを使用する。
なんかよくわからないけど、結果的にはみ出さずピッタリだったので。
A4サイズの切り抜きと一緒にファイリングしていく。

既成品費用と自作費用の比較

アクションを起こす前に、コストの計算をした。
いろいろ買っといて「手間かかる上に既成品より高いやんけ!」となってしまったら涙が出るからである。
前述の商品を使用したとして計算する。手間はノーカンで。
自作の方は初期費用がでかい為、長期的に見て200枚作った場合で算出する。
たぶんそのくらい作ることになるし……気が遠くなる。

【既成品】 200枚制作した場合、1枚あたりのコスト
ポケットリフィル(4セット)¥29.8
合計¥29.8
【自作】 200枚制作した場合、1枚あたりのコスト
クリアポケット(13.35セット)¥7.2
メンディングテープ(2個)¥1.1
多穴パンチ(1個)¥9.9
合計¥18.2

自作の方が安い。
まぁこれ、100枚くらいで考えると、自作のコスト結構悲惨ですが……それでも既成品よりはギリギリ安い。
メンディングテープ代も一応入れてるけど、大昔の自分が買った物なので実質タダなわけだし?実際はこれより安く済んでいるのでは?
考え方によってはパンチ費は途中で消えるし?初期費用としてわけて考えればなんと¥8,289だし?ほ、他の用途でも使えるし?
若干無理矢理感があり、都合よく考え過ぎている部分はあるが、まぁ細かいことは置いといて、とにかく、作れば作る程安くなるわけだ。今後一生作り続ければ良いわけ。リフィルを作る機械になれば良いわけ。
でもなぁ……手間が凄まじいんだよな……

リフィルの制作手順

なんだかんだで結局材料を揃え、作り始めるのであった。

STEP.1
クリアポケットに綴じ穴の土台を作る
クリアポケットにテープを貼ってガイドに挟む

何してるのかわかりにくい写真で申し訳ない。
これは既にクリアポケットに切り抜きが入っている状態だが、普通に作る時は何も入ってない状態で制作する。
クリアポケットの縦の辺に、5mm糊代でメンディングテープを貼り、半分に山折りする。製本テープみたいな感じで。
何カ所かマジックで印を付けてから貼ると迷いがない。あと、クリアポケットより若干長めに貼って、余分な部分を後で切るとキレイにできる。

STEP.2
綴じ穴を開ける
土台ができたらいよいよ綴じ穴を開ける。
ガイドに挟んで、A4のメモリにパンチを合わせて穴を開ける。
1つ問題があって、このガイド、A4サイズまでしか挟めない仕様。なので、写真のように上を少し折ってクリップで止めて無理やり差し込んでいる。
そしてガチャンガチャンと頑張って5回パンチ。

30穴開けたリフィル

おお!思ったよりキレイに開いた!感涙。

STEP.3
STEP.1~2を繰り返し、ひたすら量産する
そう、ひたすら。ガチャンガチャン。深夜の自室に響き渡る。悲しい。

量産されたリフィル

できた!わーい^^
最初は「1枚作るのに何分かかってんの?」と自分にキレてたけど、だんだんプロ化してくるので、新米リフィルクリエーターの方は安心して欲しい。
コツは、多少失敗しても気にしない。結局自己満の産物なので、あんまこだわってもしゃーない。しんどくなるだけなので。
プライムビデオ見ながら作業するといつの間にかできてるのでおすすめ。やっぱAmazonって神だわ。

STEP.4
ファイルに綴じる
お楽しみのファイリング作業。

A4リフィルとの比較

右が自作A4ワイドポケットリフィルで、左がA4ポケットリフィル。諸事情でこれまた分かり辛い画像ですみません。
A4ファイルで事が済むのはありがたい。まぁ多少飛び出てもA4ファイル使うつもりだったけど。
今回入れているのはCUTの切り抜き。若干余裕があってちょうど良いサイズ感。CUTが入れば大抵のでかい雑誌は入るよね。

どんどんファイリングしていく

思ったより出来が良くない?
メンディングテープの耐久性が不安だけど、30穴の為、各穴への負担が軽減されてるので、今のところペラペラ捲っても問題ない。
破れるようならまた考える。

自作してみて思うこと

あのね、めちゃくちゃ面倒臭い。
途中で「なんでこんなことしてるんだろう」って思う。
私はながら作業が好きなので、アニメとか音楽とかがあれば苦ではない。
なので、せっかく専用のパンチも買ったことだし、まだ整理する雑誌残ってるし、ちまちま作り続けていこうかなと思うのであった。
思ったより上手くできてちょっと嬉しい。

ぶっちゃけ、あまりにも面倒臭いのであんまり人にはおすすめできない。コスト以前に手間がね……こんなことするなら多少お金を払ってもちゃんとしたリフィル買った方が良いって考えるのが普通な気がする。でももし作りたいと思う人がいたら、これが参考になるといいなと思ってシェアした。
早く100均が売ってくれれば良い話なんですけどね。(半ギレ)
A4ワイド問題や、ポケットリフィルについて困ってる方のお役に立てれば嬉しい。

【後日談】
挫折したので、別の方法を編み出した。

a4wideアイキャッチ 【雑誌整理】A4ワイドサイズ(A4変形)の収納方法を考え直してみた【決着編】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。